汚部屋の入り口は「床置き」と
言われています。
入れる場所が無くなって、
一つ何かを床に置き始めると、
床置きを自分の中で許して
しまいがちなんですよね。
でも、「床置き」ってモノが多いことだけが
原因ではないんですよ。
先日、訪問お片づけサポートに伺ったI様宅。
まだ築1年ほどでとてもお洒落な作りの
お宅でした。
折角、素敵なお宅なのに床置きが沢山で残念!
今度小学校に上がる息子さんと
まだ0歳のチビちゃんがいるI様宅。
リビングの一部はキッズスペースとして
使っていますが、
チビちゃんが動き回るようになると
危険なモノが沢山床置きになってます。
最初は「収納が足りない」とご相談頂きました。
床置きになっているモノを見て、
私も「もう少し収納を増やしても良いかも」
と思ったのですが…
玄関収納を開けてみてビックリ!
えっ!!
スッカスカじゃん…
玄関にある納戸にも明らかにゆとりがあります。
こんなに収納にゆとりがあるのに
どうして床置きがこんなにあるのか…
話を伺うと、I様ご夫婦は「定位置決め」が
苦手ということがわかりました。
何処に何を置いたら便利なのかが
イマイチ分からないと…
定位置が決まってないから、
買ってきたモノたちをつい床に置いちゃうんですよね。
なので綿密にプランニングして
床置きになっていたモノを
玄関収納に収めていきました。
先程の場所の afterがこちら。
beforeよりもafterの方が
納めているモノが増えているので、
ゴチャッと見えるかもしれません。
違う場所にあった書類系も
ココに持ってきましたしね。
定位置が決まれば迷子になって
床に置いてしまっていたモノたちも
戻しやすくなります。
床置きが減らないのは
モノの量だけが原因ではありません。
定位置決めも床置きを無くす重要な要因なのです。
お片づけ下手さんって
定位置決めが苦手な方が多いなと。
訪問お片づけをするようになって
そう思うことが増えました。
何を何処に置いたらいいのか。
自分じゃよくわからない…
そんな方はお気軽にご相談くださいね!
はりきってプランニングしちゃいます!
それにしてもI様ご夫婦の靴の少なさは凄い!
お子様の靴はそこそこあったのですが
「私たちは我慢できるから良いんです」
とおっしゃってたのが印象に残ってます。
好きなこともはっきりしてて
要・不要の判断も早くて。
一緒にお片づけしてて気持ちよかったです。
ただ、1日で凄くたくさんの場所を整えたので
もう少しじっくり丁寧に
お話ししながらやりたかったなぁ。
なんて思いも残ってます。笑
他の場所についてはまた別記事で
ご紹介させてください。
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